相場雑感・ギリシア、ポルトガル
先週中にギリシャ問題がひと段落・・・する、と思ってはいませんでした。6日の閣議を通過する・・・というのは、ある程度、可能性としてみていましたが、結局、以下のような話になってます。
- ギリシャ支援で連立与党の回答期限、6日ではない=当局者 2012年 02月 6日 19:17 JST(ロイターJP)
連立与党関係者は5日、与党3党は回答を6日正午(1000GMT=日本時間6日午後7時)までに回答する必要があるとしていた。財務省当局者のユーロ作業グループに6日、答えなければならないのかとの質問に対し、政府当局者は「いや期限はない」と述べた。
- ギリシャは第2次支援めぐる決定早急に、期限過ぎている=欧州委 2012年 02月 6日 21:39 JST (ロイターJP)
欧州委員会は6日、ギリシャ第2次支援をめぐる協議はすでに取りまとめの期限を過ぎており、同国は早急に決定を下す必要があるとの見解を示した。欧州委のアルタファ報道官は定例会見で「すでに期限は過ぎている」とし、ギリシャ当局は依然として必要な決定を下さなければならないと述べた。
ギリシャはシラばっくれる様子に見えます。内情はよく分りませんが、居直り強盗的な雰囲気がしますね。ギリシャのネタは、ユーロ安の要因に薄く長くなりそうな、そんな気配がします。
そんな中、ポルトガルも影でチョロチョロと動き出しています。
- ポルトガル、民間関与の債務再編への助言を密かに打診 2012年 02月 6日 21:22 JST (ロイターJP)
打診を受けた側の一部は、ギリシャ民間セクターの関与(PSI)による再編が今後6週間以内に成功した場合、同様の措置をポルトガルに助言したとみられている。
ポルトガルはギリシャの動きを横で見ながら自分達の身の振り方を考えています。レンジは狭くなったのかもしれませんが、ギリシャもポルトガルもマダマダ、ユーロ安の要因にはなるようです。スペイン、イタリアについては、まだもうチョイ余裕があるのかもしれません。
今週も、ユーロ円は売り方向で行きたいと思いました。
相場雑感・ポルトガル
今日は、ユーロ円が99円台まで突入したと思ったら、100.50に届く勢いでした。ポルトガルの国債入札がソコソコこなされたこともあってか、日本時間の9時くらいだったかなぁ、ユーロが買い戻されました。
市況速報で、フィッチが現時点でポルトガルがユーロの短期的なリスクになるとは考えにくい、というような発表を出していました。短期的なリスクというのが、どういうことか分らないです。ポルトガルの状況を見る限り、慢性的な貿易赤字だったり、産業もコレと言ってパッとしません。ユーロ圏内でも所得は低いし、今後、盛り上がる感じでもないです。短期的にリスクにならないのは、ギリシャのような放漫さが弱いという程度の話かもしれませんが、それはそれでいいのかな・・・。CDSの値と、長期金利の高さが気になります。
今夜のユーロ円の買いは、ユーロドルでも同じ感じで動いています。理由は分りませんが、ドイツの製造業購買担当者指数が上がったり、ポルトガルの短期国債入札(数ヶ月ものだったかな。)が好調で、利回りが若干下がったことなどがネタになっているのでしょうか。一応、株式も上がっています。
一応、102円強までは上値を覚悟しつつ、現時点では、まだユーロは売りです。
相場雑感・ユーロとポルトガル国債
さっき市況速報で、ポルトガル10年国債の利回りがNY外為市場で21%をつけたという話。昨日、17%ということで、ギリシャ後の話題にシフトしている模様。ユーロ円の日足チャートを見ていて、1月の97.022が底かなぁ・・・とおもったが、以下のエントリを見て「これは一時的なショートカバーなのかもな」と考える。(下のチャートで黄色の矢印部分。)

鵜呑みにするわけじゃないけど、やはりギリシャへの財政支援に関する検討はスムーズじゃないし、ポルトガルの国債利回りが17%というのも、やっぱりそれ程じゃない。
ギリシャやポルトガルはスペインやイタリアに比べると債務規模が小さい。実際の経済規模が違うからなのだろうけど、ギリシャが例えば破綻して、ポルトガルに債務危機に関する話題が移り、それでもゴニョゴニョとしていると、「やっぱり、ユーロは失敗なんじゃないか?」となってきそう。
ユーロが失敗だ、となると当然売りが入る。それでも、ドイツとかの実質的な経済運営にはプラスに働きそう。ユーロという通貨の信任が下がっても、ドイツの国力にNGを出しているわけじゃないし、BMWやメルセデス、ジーメンスが売れなくなるというのも考えずらい。
ユーロ円はこうして言ううちに、ドンドン下がってきた。102円まで一度あがるか・・・とおもったが、それも無さそう。
こうして書いている間
どっちをどうみるべきか・・・
今日は寝なくちゃいけないのに、寝れない・・・コレを最後に寝ることに。
気になるブログを2つ見つけました。いつも見ているブログで勉強させていただいております。反対のことを言ってるというわけじゃなくて、そういう別の視点がある(もしかすると視点も似ているのかもしれません。)ということなのかもしれないし、私の理解できる世界で解釈すると別物に映るだけなのかもしれない・・・。
- 欧州の景気は底打ちが鮮明になっている -Market Hack-
- ユーロ上昇! 何が変わったのか? -闇株新聞-
片方は、EUの景気回復(主にドイツなんでしょうか)が鮮明になっているという、データを示します。もう片方は、現在のユーロ高はそうは言っても、過渡期でありリセッションの懸念やIMFの「経済成長は鈍化するぜ」という話もある、と言ってる。
となると、自分が解釈するのは、ここのところのユーロ安でドイツの輸出が好調だったことが景気底打ちを示唆するところにはなるが、ユーロ全体の上昇を維持するまでには至らないのと、12月に実施されたECBの4000億ユーロを超える債務受け入れ(金融緩和)が行われてすぐにユーロ買いのシナリオが思いつかない。しかしながら、個別の株式などを見るともしかするとユーロが安いこともあって買っても良いのかもしれない。どちらにしても、EUは現状のユーロ安を最大限利用したいし、この状況が続いてもらっていいはずなのだから。
というわけで、ドイツの輸出企業は買い、ユーロはタイミングによるけれど売り・・・。あー、こわい。そして、寝よう。
ドイツ銀、ユーロ周辺5カ国へのエクスポージャー約70%削減 | ビジネスニュース | Reuters
7月にドイツが周辺各国のエクスポージャを縮小している。一応メモ。
FRB議長が黙っていた真実-ベアー救済でジャンク債取得(Update1 - Bloomberg.co.jp
FRB議長が黙っていた真実-ベアー救済でジャンク債取得(Update1
7月1日(ブルームバーグ):2008年4月3日の米議会公聴会。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長とニューヨーク連銀のガイトナー総裁(当時)は、米投資銀行ベアー・スターンズ救済で米政府が取得に合意した巨額資産は「投資適格級」だと証言した。しかし、すべての真実が明かされていたわけではなかった。
これら資産には債務担保証券(CDO)と住宅ローン関連証券が含まれ、「HG-コル・2007-1A」などの名前が付いた資産の質は実はひどい状況にあった。証言当時には、4000万ドル(約34億9000万円)以上の部分が投資適格の格付けを失っていた。政府はさらに、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)160億ドル相当も引き取ったため、米国民はジャンク(高リスク高利回り)債を保証する羽目になった。
投資銀行の救済を目的にバランスシートを活用したFRBは、96年の歴史で最大の信用リスクを背負うこととなった。政府がウォール街の金融機関が破たんしないよう保証することにより、米国民が巨額の支払いを強いられるリスクが高まった。
FRBは、ベアー・スターンズを米銀JPモルガン・チェースに買収させるために引き受けた資産の受け皿として、メイデン・レーンを設立した。
米上院銀行委員会のメンバー、シェロッド・ブラウン議員(民主、オハイオ州)はメイデン・レーンの資産内容を知らされた際、「FRBは買い取ろうとする資産の一部がひどく劣化していることを理解しておらず、今になってやっと真の価値が分かったのか、内容の悪い資産を購入していると知りながらその事実をあいまいにしようとしていたか、どちらかだ」と電子メールで指摘した。
FRBがメイデン・レーンの資産内容を公開したのは今年3月。ブルームバーグ・ニュースが米情報公開法(FOIA)に基づき、FRBは金融機関向け緊急支援に関する情報を明らかにすべきだとニューヨーク連邦地裁に訴え、同地裁の判事が情報公開の義務があるとの判断を下してからだ。
リチャード・シェルビー上院議員(共和、アラバマ州)はブルームバーグ・ニュースに対し、「納税者が負ったリスクに関し、FRBは国民に対して正直ではなかった」と述べ、「関連証券の状態についての重要な情報を議会と国民に提供するのを控えていたことは明らかだ」と語った。
ブルームバーグのデータによれば、バーナンキFRB議長らが証言した08年4月の時点で、FRBが取得するはずのCDOのうち4200万ドル相当が既にジャンク級(投機的格付け)となっていた。さらに、その12週間後、FRBがメイデン・レーン向け融資288億ドルを実行した時点では、約1億7200万ドル相当が投資適格ではなくなっていたことが、ブルームバーグが集計を委託した米レッド・パイン・アドバイザーズのデータで明らかになっている。
メイデン・レーンなどの監査を求める法案を起草したバーナード・サンダース上院議員(バーモント州)は、メイデン・レーンの保有資産の信用の質について知った際にブルームバーグ・ニュースに対し、「FRBの秘密のベールをはがす必要がある」と述べた。
Source: bloomberg.co.jp
グリーンスパン氏:銀行は「大規模な」資本増強を-CNBC - Bloomberg.co.jp
7月1日(ブルームバーグ):グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、世界的な金融危機の再発を防止するため、銀行には「大規模な」資本増強が必要であるとの認識を示した。 グリーンスパン前議長は経済専門局CNBCとのインタビューで、「資本を増強する必要がある」と言及。「われわれは、最終段階におけるテールリスク(発生する可能性は小さいが、発生すると影響が大きいリスク)を全く測らなかった。それはつまり、システムを運営できるだけの十分な資本が整っていなかったことを意味する」と語った。
Source: bloomberg.co.jp
米CITが破産申請、事前調整型の手続き実行-負債5.8兆円(Update1)
11月1日(ブルームバーグ):経営難に陥っていた創業101年の米商業金融CITグループは1日、米連邦破産法に基づく会社更生手続きの適用を申請したと発表した。
ジョージ・ソロス氏、クリーンテクノロジに10億ドルを投資へ:ニュース - CNET Japan
何が狙いなのだろう・・・
Source: CNET
「ブラジルにとってこれはIMFへの最初の融資」とし「われわれは債務国から債権国に転換しつつあり、歴史的な瞬間だ」
